YCCゴスペルクワイヤ コンサートに行ってきた

 すっかり寒くなってきて、朝の暗さも来週がMAXの冬至になります。ときどきBRONCOでトコトコと走っていますが、特にご紹介するようなこともなく…。そんな日々ですが、ひさしぶりにコンサートに行ってきたのでちょっとご報告します。

 横須賀米軍基地内の教会と関係の深いYCCゴスペルクワイヤというゴスペルグループのクリスマスコンサートです。Director(監督)は米軍基地内教会のラリー・ホールさんですが、メンバーはみな日本人です。このコンサートでは、米軍基地内教会の公式ゴスペルグループの米国人の方もゲストとして数人出演されていました。

 会場は、横須賀市文化会館 大ホールです。ぼくにとってはとても思い出深いホールです。そう、「GARO LIVE」が録音されたコンサートホールなんです。あの三人が、このステージに立ったのが1973年、今からなんとほぼ半世紀も昔のことだなんて…気が遠くなりそうです。

 その話については、以前、こちらのページでご紹介したこともありましたね。 

bokunenfuu.hatenablog.com

 子どもたちの通っていた幼稚園でも毎年ここでクリスマスおゆうぎ会が催されていたので、僕にとってはおなじみのホールです。

 ゴスペルコンサートは、さすがに大迫力ですごかったです。2時間半があっという間でした。ただ、できれば楽器(エレピ、ベース、ドラムス)の音量をずーっと控えめにして、もっと歌声を目立たせてほしかったかな。曲によっては完全に楽器なしマイクなしで生音声のみにしてもいいんじゃないかなと思いました。

 でもやっぱりライブはいいですね、ひさしぶりだったので鳥肌ものでした。

 

 おしまい。

The Iron Horse Rider Returns !

 4カ月ぶりにBRONCO出動!

 右手首の骨折からずっと「見るだけ」になっていた、いとしのBRONCOに、ふたたび乗る日が来ました。まだ握力の減退や手指のこわばりが少し残っていますが、病院のリハビリ担当理学療法士さんも「オートバイに乗ることもリハビリになるでしょうし」と言ってくれました。

 物置から押して出すときには、「こんなに重かったっけ」という印象で、走り出しもクラッチ、ブレーキ、車体の倒し加減、アクセルワーク、それぞれがバラバラでぎくしゃくしてしまいましたが、10分も走ると慣れてカンが戻ってきました。

 慎重にオートバイとの一体感を確認しながら、クルマの少ないいつもの裏道を通って、三浦海岸へ向かいます。

 のんびりと文庫本を読んだあとは、かねてから一度行ってみたいと思っていた、三崎の「充電食堂まったり庵」へ。海岸線と今は何も植わっていない畑と風力発電のプロペラを眺めながらトコトコ走って、三崎漁港の裏手に小さなお店があります。着いたらお昼営業は14時まででしたが、「いま閉めようとしてたけどいいよ」と言ってくれて、アジフライ定食をいただきました。お味噌汁とミョウガとキュウリの浅漬けが特においしかった。

 ボリュームもたっぷりで満腹です。

 帰りはまた別の裏道をトコトコと走って、ひさしぶりのオートバイ乗りを無事に終えて帰ってきました。めでたしめでたし。

 

 おしまい。

オートバイに乗れないので、観音崎まで歩いてみた

 右手首を骨折して手術を受けたあと、リハビリを始めた時の握力が、なんと左手の半分以下に落ちていた時には、目の前が真っ暗になる思いでした。そんな状態ではとてもオートバイに乗るのは危険でしょう。少なくとも、70%くらいまで回復するまで我慢しようと、リハビリを続けています。

 オートバイに乗れなくなって、家に引きこもっていても良くないので、歩いてみようと思い立ちました。わが家から観音崎まで、GoogleMapで調べると片道9.5kmです。平均時速4km/hとして、片道2時間20分ほど。帰りにギブアップしたら路線バスもあるし、トレッキングシューズのヒモをきつめに締め、ウエストバッグに水ボトルと小物を入れて出発。

 10:50に出発して、途中は信号待ちとファミリーマートで昼食のパン購入以外ほぼ休みなしで、13:08に観音崎海水浴場に着きました。

 小堤防で釣り人たちを眺めながら小一時間ほどパン昼食休憩して、14:00頃に帰路スタート、さすがにスネとふくらはぎと内ももが痛くなり始めたけど、何度かストレッチ休憩しながら、根性で歩き通しました。自宅に帰着は16:18でした。

 自宅の玄関前で飲んだノンアルコールビールが美味かった!

 偶然ですが、行きも帰りも同じ2時間18分でした。往復19kmのひとりウォーキング大会でした。

 

 翌日はちょっと筋肉痛でした。

 おしまい。

南極観測船しらせ と 泣きっ面にハチ

 右手首の骨折(橈骨遠位端骨折)からもうすぐ3ヶ月。オートバイに乗れない日々を惜しみつつ、またヴェルニー公園へお散歩です。

 この日は、初めて南極観測船しらせを見ることができました。

 意外とかわいい外観ですね。この船が地球の赤道を越えて遥か南極まで航海し、海氷を割って進むとは…。調べたら丸い船首形状は砕氷艦の特徴だそうな。ヘリコプターを三機も搭載し、海賊やテロに備え自動小銃10丁も装備しているとか!ちょっとギャップ萌え?しちゃいます。

 

 ところで骨折のリハビリに励む日々ですが、なんとある日、腎臓結石が尿管に落ちてきて、7月に入院手術をしてきました。想像するだけでも恐ろしい、尿道から内視鏡を入れる手術!全身麻酔だけど。ところが手術中に尿管の部分的炎症が発覚、ステント(細いチューブ)を仮に入れて温存し、石の取り出しは断念。ひと月ほどで再手術することに。

 一方、背中に粉瘤(ふんりゅう:腫瘍の一種)が発覚して今度は皮膚科のお世話になりました。まさに泣きっ面にハチ。日帰り手術で切開摘出し、後日の病理検査で良性の診断。テレビタレントの加藤浩次さんもちょうど同じころに手術したそうですね。僕の場合は比較的早期に処置したので、切開摘出後に取り出した腫瘍を見せてもらったけど、色も大きさもテクスチャーもちょうど我が家の庭木に実るヤマモモの果実そっくりでした。

 その後、結石の再入院再手術は無事に終わり退院。最後の難関は留置した尿管ステントの抜去術です。これは外来手術ですが、なんとなんと、麻酔なしでおち○○んの先から尿道内視鏡を挿入し、ステントを摘まんで引っ張り出すという、この世の沙汰とは思えない閻魔大王の恐怖の手術なのです。挿入から抜去終了までわずか30秒ほどの出来事でしたが、思い出すだけでゾクゾクします。

 

 そんなこんなで、今年になってはや4回の入院と4回の手術、トホホのホ。オートバイのブログが、なぜかケガと病気のブログになってしまいました。

 

 おしまい。

ヴェルニー公園 春のバラがきれいです

 横須賀のヴェルニー公園は、海上自衛隊アメリカ海軍の基地がある港に面していて、自衛艦や軍艦が間近に見られることで有名ですが、バラの名所としてもとても有名です。

 春のローズフェスタが5月21~22日に開催されましたが、人が多いので、翌週に散歩に行ってきました。

 ちょうど芝生エリアの開放期間になっており、公開されたばかりの『よこすか近代遺産ミュージアム ティボディエ邸』前のバラがとてもきれいでした。

 正面の岸壁には、海上自衛隊の潜水艦が2隻、停泊しています。

 よろしければこちらもご覧ください。

横須賀 ヴェルニー公園と小説「海の底」 - 僕のオートバイ、三浦半島の風

 そして海上自衛隊 横須賀地方総監部の前の岸壁には、「空母へ改修か?」と話題になった「いずも」が静かに停泊していました。「いずも」は、ここ横須賀が母港だったんですね。

 右正面は、艦番号174と読めたので、調べるとイージス艦「きりしま」のようです。西の空はどんよりと暗い雲に覆われています。これから崩れるのでしょうか。

 しばらくオートバイに乗れないので、つまらないなぁ…。

 

 おしまい。

ひさしぶりに大楠山に登って…

 天気予報では夏日の予報。さらに明日は30℃超えの真夏日!? 気持ちのいい快晴の青空に誘われて、ひさしぶりに大楠山へ登ってみようと出発。

 大楠山は三浦半島最高峰(標高242m)、東西南北からいくつかのルートがありますが、今日は、清掃工場建設のため通行禁止となった後に2020年3月にルート再整備復旧された「衣笠コース」を、途中の清掃工場「エコミル」脇のトイレ休憩所から歩いて登坂します。

 大楠山についてはこのブログでも何度か紹介しています。

大楠山 湘南国際村から - 僕のオートバイ、三浦半島の風

自転車のこと - 僕のオートバイ、三浦半島の風

 

 階段を擁壁の上まで登るとすぐに山道になります。しばらく進み粘土質のすべりやすい急坂を慎重に降りてから振り返ると、長坂の南葉山霊園からのルート分岐ですね。

 昨日はかなり激しい雨だったので、ところどころぬかるんでいます。何か所かは数十センチの細い山道の幅全体がぬちゃぬちゃになっていて、スニーカーで来たことを後悔します。葉山国際カントリーゴルフ場が右に見えて、後半はきつい階段が200段以上も続き、エコミルから登って50分ほどで山頂広場に登頂。

 コロナで立入禁止されていた展望鉄塔が解放されていたので、早速登って360度の展望を眺めながら、汗を風で乾かします。

↑ 横浜・金沢八景から横須賀市街と猿島(通信塔の右)方面

↑ 観音崎から浦賀方面  海を挟んで向こうは房総半島の鋸山方面

↑ 野比から三浦富士、三浦海岸、三崎口方面、右の小田和湾奥に陸自武山駐屯地

↑ 小田和湾、佐島、広大な相模湾

↑ 秋谷、葉山、三ヶ岡山の上に江の島、鎌倉逗子方面、富士山は左の薄雲の中

 

 素晴らしい展望でした。

 そして広場でウエストバッグに入れてきたコーヒーとシュークリームをいただき、下山。しばらく降りたところで、帽子の頭に乗せた偏光サングラスがないことに気づき、また階段を登って休憩したベンチを探すも見つからず、安物だからさっさとあきらめます。

 あとは下るだけ、と思うも下りがやはり危険。とくにぬかるんだところは慎重に…と考えていたのに、一瞬のステップミスで右足が滑った! 体が右に倒れる瞬間に、思わずついてしまった右手からいや~な音がして、一呼吸おいて激痛が来ました。「あ~ やってしまった」と思いました。

 登っているときに、「やっぱりスニーカーじゃなくてトレッキングシューズを履いてくればよかった、昨晩からそう考えていたのに、今朝は何でスニーカーで出てきてしまったのだろうか」と後悔しつつ、「帰りの下りの方が危険だから気をつけなきゃ」と自答していたのに… 後で思えば、やっぱり気持ちが散漫だったのかもしれません。

 そして整形外科クリニックに行きレントゲン写真を撮って診察してもらったらやっぱり手首の橈骨(とうこつ)の骨折だそうです。どこが骨折ラインか、医師にくどいほど聞いて指し示してもらっても、素人の僕にはどうにも見えませんでした。だいたいこの黄色い矢印の先辺りらしいです。

 「ちょっとズレているから位置を直してからギプスで固定しましょうね」「ちょっと痛いですよ」と言われたけど、問答無用の力で手首の骨を押されて、「ちょっと」どころじゃない激痛に、僕は思わず大声で悲鳴をあげてしまいました。処置室を出て待合室に戻ると、診察待ちの老若男女や子供たちから複雑な(大人は直接は見ないけど空気でわかる)視線を浴びて、ひどく恥ずかしかったです。

 いやぁ~、参りました。誰のせいでもない、ぜんぶ自分のせいです。大反省です…。

 

 おしまい。

 

続報

 数日後、再診で写真を撮ったら前よりまずい位置にズレていることが判明。結局手術してプレートを入れることになりました。あんなに痛い思いをして整復されたのにまったく無駄だったという事に(涙)。

 市立の総合病院に二泊三日の入院・手術をして、人造人間になってしまいました。

 ところでこのプレート、人の顔に見えませんか? ツンツン髪の毛を逆立てて、ちょっと笑っている… メーカーの技術者さん、なかなかいいセンスしていますね。

 取り出し手術を終えたら、もらってキーホルダーにしよ~っと!

馬堀海岸の護岸遊歩道を歩いてみた

 馬堀海岸の国道16号線は、ヤシの木が立ち並ぶ一直線の気持ちがいい道路です。国道の海側、護岸は遊歩道に整備されていて、とてもきれいです。専用の駐車場がないので、ハイシーズンの休日でも混雑することはありません。

 今日は、ひさしぶりに気持ちよく晴れたので、BRONCOでトコトコと走って行き、この遊歩道を端から端まで歩いてみようと思い立ちました。

 GoogleMapで調べたら、端から端まで1.6kmでした。ちょうど1マイルですね。往復で3.2kmの2マイル。普通に歩いて40ないし50分くらいかかる計算です。実際に歩いたら、45分くらいでした。気持ちよかった。

 歩いたらお腹が減ったので、今日はカツ丼を食べたいなぁ、と。近くに「かつ庵」と「かつや」がありますが、今日はチェーン店じゃなくて普通の町の食堂に行ってみましょう。防衛大学から浦賀方面へ下る住宅街の坂道の途中に、妙に開けたロータリーっぽい円形の五差路があり、そこの「富岡庵」さんへ。

 昔、自転車に乗ってこの近所を探検したときに見つけたのですが、つくづくこの無駄に(?)広いロータリー交差点には、いったいどういう歴史があるのでしょうか…。いやぁ~、不思議です。

 それはともかく、「富岡庵」さんでカツ丼650円也をおいしくいただいて満足です。お漬物もお味噌汁も、おいしかったです。店内は、昭和の町のお蕎麦屋さんのような懐かしい雰囲気で、とても良かったです。

 

 おしまい。