立ちゴケしただけなのに…

 図書館などいくつか所要ついでにBRONCOで海沿いをトコトコやっていたのですが、横須賀市平成町のうみかぜ公園に入ったところで立ちゴケしてしまいました。ほんのちょっとした気の緩みというか…左にコテンと。起こしてみたら、シフトペダルがちょっと曲がってミッションケースにあたりシフトアップできなくなったのと、クラッチレバーのハンドルバー取り付け部がぐるっと回ってしまい、それとクラッチがなぜか切れなくなってしまいました。

 シフトペダルは前にもやったことがあるので、車載工具でもとに曲げ戻すのは問題なく完了。クラッチレバー取り付け部もネジを緩めて元の位置に戻すのは問題なく完了。しかしクラッチを握ってもスカスカで、ニュートラルでエンジンをかけてクラッチをいっぱいに握ってギアをローに入れるとコツンと前進衝撃があってエンストします。つまり、クラッチが切れていないのです。

 あきらめて任意保険のチューリッヒに電話してレッカーを依頼しました。レッカーが来るまでの間、行きつけのオートバイ屋さんに事情を説明して引き取りの段取りをお願いしたときに、もしかしてクラッチレバーのワイヤー調整ネジで応急処置できるかもと聞いて、やってみたら、スカスカが少なくなって握りの感触は良くなったものの、何故かこんどはセルモーターが瀕死の弱さになってしまって、エンジンがかかりません。

 もしかしてキーONのままでバッテリーが放電してしまったのか? そんな長時間ONで放置した覚えはないけど…。

 結局レッカーに来てもらって積み込み、行きつけのバイク屋さんの都合もあり、明後日の午前中に搬送してもらうことになりました。自分は革ジャンとエンジニアブーツ姿でヘルメットとタンクバッグを持ってトボトボと国道まで歩いてタクシーをひろって帰宅しました。レッカー料金とタクシー代は保険で補償されるとのこと。でも修理代は自分持ちです。

 いやぁ、トホホのホ。そんな僕の気持ちとは関係なく、猿島を望む海と青空はすみきっていました。

 

 おしまい。