南極観測船しらせ と 泣きっ面にハチ

 右手首の骨折(橈骨遠位端骨折)からもうすぐ3ヶ月。オートバイに乗れない日々を惜しみつつ、またヴェルニー公園へお散歩です。

 この日は、初めて南極観測船しらせを見ることができました。

 意外とかわいい外観ですね。この船が地球の赤道を越えて遥か南極まで航海し、海氷を割って進むとは…。調べたら丸い船首形状は砕氷艦の特徴だそうな。ヘリコプターを三機も搭載し、海賊やテロに備え自動小銃10丁も装備しているとか!ちょっとギャップ萌え?しちゃいます。

 

 ところで骨折のリハビリに励む日々ですが、なんとある日、腎臓結石が尿管に落ちてきて、7月に入院手術をしてきました。想像するだけでも恐ろしい、尿道から内視鏡を入れる手術!全身麻酔だけど。ところが手術中に尿管の部分的炎症が発覚、ステント(細いチューブ)を仮に入れて温存し、石の取り出しは断念。ひと月ほどで再手術することに。

 一方、背中に粉瘤(ふんりゅう:腫瘍の一種)が発覚して今度は皮膚科のお世話になりました。まさに泣きっ面にハチ。日帰り手術で切開摘出し、後日の病理検査で良性の診断。テレビタレントの加藤浩次さんもちょうど同じころに手術したそうですね。僕の場合は比較的早期に処置したので、切開摘出後に取り出した腫瘍を見せてもらったけど、色も大きさもテクスチャーもちょうど我が家の庭木に実るヤマモモの果実そっくりでした。

 その後、結石の再入院再手術は無事に終わり退院。最後の難関は留置した尿管ステントの抜去術です。これは外来手術ですが、なんとなんと、麻酔なしでおち○○んの先から尿道内視鏡を挿入し、ステントを摘まんで引っ張り出すという、この世の沙汰とは思えない閻魔大王の恐怖の手術なのです。挿入から抜去終了までわずか30秒ほどの出来事でしたが、思い出すだけでゾクゾクします。

 

 そんなこんなで、今年になってはや4回の入院と4回の手術、トホホのホ。オートバイのブログが、なぜかケガと病気のブログになってしまいました。

 

 おしまい。