湘南国際村から葉山あたり

  天気も良いしオートバイにも早く慣れたいので、湘南国際村から葉山あたりをBRONCOでトコトコ走ってきました。

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            地球環境戦略研究機関 IGES

 湘南国際村に密かに(?)建つ、地球環境戦略研究機関(IGES)。ショッカーが襲撃してきそうな?いや、極秘にエイリアンのDNAを研究しているのかもしれない…。怪しい空気に慄きながらそそくさと退散し、突き当り行き止まりの駐車場にBRONCOを置いて、子安の里の御神木として祀られているタブノキを目指します。

 起伏はあまりないけど、うっそうとした木々のトンネルやときどき空が開けるところもある人ひとり分幅の山道。数年前に一度来たことがあるのですが、「こんなに深い山だったっけ?」と記憶も疑わしく不安になり、途中いくつかの枝道で行きつ戻りつしながら歩いて、やっと再会。ホッとしました。

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             子安の里の御神木 タブノキ

 樹齢推定400年、関ケ原の戦いが終わり、徳川家康江戸幕府を開いたころに芽を出したのです。それからずっとここで人々の営みを見守り続けてきたのでしょうか。

 ところでしかし、御神木のタブノキの周りだけにこんなスノコ道が作られているし、そういえばかなり年季の入った祠(ほこら)があったはずなのに見当たりません。整備されたのか朽ちたのか、どういう事情どんな人の意思があったのでしょうか。数年前に来た時の事を回想しながら、ここでパン昼食をとらせてもらいました。

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             子安の里の御神木 タブノキ

 パンをもぐもぐしながら、思いつきました。このスノコ道は「二輪除け」なのではないかと。マウンテンバイク(自転車)はもちろん、オフロードバイク(オートバイ)でも、多少の技術とマナーを無視する自意識があればここまで来られるでしょう。このスノコ道は二輪乗りにとってたぶん嫌だと思います。

 そして帰ってから調べたら、8年前の2011年5月4日に来た時の写真がありました。

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             8年前(2011年)のタブノキ

 うまいことほぼ同じアングルで撮影されていました!というか、8年前にどんなアングルでカメラを構えたかを頑張って思い出しつつ撮ったからなのです(ドヤ顔)。

 やはり、すでに朽ちかけて傾いた祠が写っています。今日の写真をよく見ると、台座のコンクリートまで角が欠けてボロボロになってしまっています。もしかして、まさか、トライアルバイク?アンダーガード? たった8年でコンクリートがこんなに風化するものでしょうか?

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           8年前(2011年)のタブノキ 祠

 途中の山道も、8年前に撮った写真と比べると全然違いました。8年前はほとんど空が見えて道に日が差していましたが、今日歩いた道は枝で空が覆われ左右から藪が迫り地面も草などでびっしり。迷っても仕方がなかったと納得しました。

 

 木々の匂いを存分に吸って、湘南国際村から相模湾側へ下ります。

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     立石海岸 国道134号線 佐島の向こうはソレイユの丘と荒崎

 海岸通りをトコトコ流して、葉山のお馴染み「旭屋の葉山コロッケ」を今夜のおかずに買って帰りました。美味しいのは絶対に間違いないのですが、葉山コロッケのお値段が1個90円(税込み)になっていたのには驚きました。ちょっと悲しかったので、写真はありません。

 

 おしまい。