BRONCO 三浦半島を脱出-3 山中湖から足柄峠

 山中湖から三国峠へ登ります。

 途中の有名な展望スポット、「山中湖パノラマ台」で記念写真。

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山中湖パノラマ台から

 山中湖の湖面標高は980.5mで、火山湖や人造湖を除く湖では、中禅寺湖(1269m)、榛名湖(1084m)に次いで3番目に高いのだそうです。その標高のせいか、BRONCOを停車させるとアイドリングが下がりすぎてエンストしてしまう症状になったので、アイドリングスクリューで調整しました。

 三国峠(みくにとうげ)は何もない峠ですが、すぐ近くの三国山(みくにやま)(1343m)は、山梨県静岡県と神奈川県の県境になっています。

 県道147号山中湖小山線を南に下ります。この道は忘れもしない…2007年の湯船山世附峠不老山MTB縦走のときと、2008年に富士山麓一周ロードサイクリングをしたとき、自転車の輪行駿河小山駅から逆方向の登りの激坂(なんと勾配18%!の標識)に泣きが入ったことを思い出しながら、慎重にエンジンブレーキを効かせながら下ってゆきます。

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2008年11月撮影 県道147号山中湖小山線 勾配18%の標識

 下りきってからのリンガーハット工場がある「やまぶき通り」は、広々としてとても快適な道でした。

 国道246号、東名高速、JR御殿場線を越えて、足柄峠へ森林の中の峠道を登ってゆく途中、久しぶり(リターンして初めてだから30数年ぶり)に「空気の壁を突き抜ける」あの感覚を味わうことができました。山道をオートバイで走っていると、突然(たぶん気温や湿度が)ぜんぜん違う、空気の壁を突き抜けた(突き破った)ように感じることが、稀にあるのです。久しぶりだったので、とても感動的でした。

 

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足柄峠 足柄城址から富士山を望む

 足柄峠で小休止。階段を上って足柄城址の広場は眺めが良いです。20人ほどの団体さんが大きなお鍋で豚汁のようなものを煮ていて、いい匂いがたまりませんでした。

 このあとは帰路につきます。Googleナビにルートはお任せしましたが、矢倉沢からの裏道(県道726号)、酒匂川沿いの道など、比較的すいている快適な道をナビしてくれてよかったです。16時ころに無事帰宅、たのしいツーリングの一日でした。

 

 後日、ガソリンを入れて燃費を計算したら、なんと驚異の37.2km/㍑! 今までは30km/㍑から33km/㍑を超えたことはなかったのに、素晴らしい!!

 

 おしまい。