ずーっと非公開のまま保存されていた「千代ケ崎砲台跡」が、昨年秋から土日祝日限定で一般公開されました。ちょうど現地の桜が見ごろらしいので、BRONCOで出発。
このブログでも紹介したことのある「燈明堂海岸」の駐車場に停めて、数分歩き、結構な急坂を息を切らして登りきると入口です。
パンフレットの一部も転載します。
十数人くらいまとまって、ガイドさんに案内してもらい、説明を聞きながら、遺構の中を見学します。
土塁、塁道、貯水所、掩蔽(えんぺい)部、弾薬庫、揚弾孔などの地下施設と、
そして砲座、砲弾運搬路、伝声管などを案内・説明してもらいました。とても分かり易く丁寧な説明で、興味深く思いました。
最後に地上に上がります。ここの桜は、オオシマザクラです。僕は、ピンク色の強いソメイヨシノよりも、白っぽいオオシマザクラの方が、なんとなく清純な感じがして好きです。
オオシマザクラの向こう側が、六門の大砲が狙っていた東京湾の浦賀水道です。
ちょうど、千葉の金谷港からこちら側の久里浜港へと向かう東京湾フェリーが、右側に見えました。
おしまい。