葉山の棚田 収穫の季節

 9月中旬になり、そろそろ稲刈りの季節かなと思い、BRONCOに乗って葉山の棚田に行ってみました。葉山と言えば海ばかりのイメージですが、のんびり10分も走ればこんなのどかな里山になるんです。

 ちょうど稲刈り直前でした。棚田の稲穂は重そうに垂れて、黄金色の斜面になっています。ちょっと曇り空で、撮った写真の色味が地味で残念ですが…。

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 そして、刈り取った後の稲わらを干すための丸太組み(稲木というらしい)を組む作業を見学することができました。

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 棚田では、田植えも稲刈りも、農機が使えないので、すべて人手で刈り取るのかと思うと、考えるだけで腰が痛くなってきます。

 

 そういえばテレビコマーシャルで、自給自足で稲作に挑戦して収穫が両手の平ほどのお米だけ、というのがありましたが、「そんなに少ししか穫れないの?」と思ってちょっと調べてみました。

 農水省のデータによると、田んぼ10アール(=1,000平方メートル)あたり530kgの収穫らしいので、例えば四畳半(7.45平方メートル)あたりでは約3.95kgになります。一合のお米は約150グラムなので、四畳半ほどの田んぼで26.3合ものお米が収穫できる計算になります。

 自給自足に挑戦する素人とプロの稲作農家では比較にならないでしょうが、あのコマーシャルのお米の収穫量はちょっと少なすぎ?と思いました。それにしても、意外な勉強のきっかけになりました。

 

 おしまい。