かねてからアイデアを温めてきた、ヘルメットのオリジナルデザイン化作戦。ついに実行に移す決断を下しました！ ベースとなるヘルメットはYAMAHA-ZENISのYJ-17です。
パソコンのイラスト描画ソフトPictBearで作成した「IRON HORSE RIDER」（鉄の馬に乗る者）のイラストとロゴを、ヘルメット画像に重ねて、サイズや位置やカラーリングを調整し、このデザインに決定！ここで、ロゴの色に黒ではなく、グレーを選択するのがポイント。
印刷サイズの調整に手間取りましたが、トレーシングペーパーにプリントして、カッティングシートの在庫から屋外用の各色を選んで準備します。
馬のイラストは、ヘルメットの右と左で左右反転になるので、右用は、左用をカッティングした後の抜け殻を裏返して使用します。
ブルーの馬ができたら、白いカッティングシートに貼り付けて、2.5mmほど外側をまたカッターで切って白い縁取りを付けます。貼り付けるときは、せっけん水でびちょびちょにして貼り位置のミスを防ぎます。今回のイラストでは、一発貼りで失敗して剥がそうとすると、たとえば尻尾の根元とかが切れたりするので。
次はロゴの文字です。同じ手順でカットしてゆきますが、細かいのでなかなかしんどいです。昔はもっとぜんぜん小さい文字もきれいに切ったものですが、さすがに老眼と手指の筋力や緊張持続力の衰えを感じてちょっと悲しい…。
同じように白地に貼り付けて輪郭をカットします。
カッティング終了。
ヘルメットへの貼り付けは簡単。ヘルメットの目地部分は後でカッターで切れ目を入れて目地の溝に馴染ませます。ヘルメットが曲面なので、厚さが二重になったカッティングシートは、馬のおなかと背中部分で浮いてしまいました。これはせっけん水が抜けた翌日に、ドライヤーの熱風をあてて、塩ビの熱収縮性を利用してしわ取りをします。
できた！ ちょっと気泡が残っているけど、これは何日かすれば消えるはず。
おしまい。
